Muito bom ポルトガル

ポルトガル-----日本ではちょっとマイナーな遠い国。でもどこかホッとする国。ポルトガル語の勉強メモや「へぇ〜」な記録を書き連ねるブログです。

ユーラシア大陸の南西端、サグレス岬で最高に癒される

ユーラシア大陸の南西端に位置するサグレス岬。

 

大陸の果つるところ

大海の始まるところ

 

ポルトガルが生んだ大詩人カモンイス(1525?~80年)はこの地をこう詠みました。

 

でも、この岬、そもそもどこにあるかわかりますか。

イベリア半島が四角形だとすると、一番左隅です。ヨーロッパで一番の端っことも言えます。もっと大きく言えばユーラシア大陸からもです。

ここをスタート地点として、中国、ロシア極東地域まで大陸がつながっていると思うと、不思議な気持ちに駆られます。

 

司馬遼太郎も30年以上も前に「街道をゆく」のシリーズで訪れて、この地をこのように記しました。

 

「大地はせまくなっている。それでもイベリア半島を特徴づけるテーブル上の台地(メセタ)がつづき、山はない。日本では、山が海に沈んだところが岬だが、ここではまな板のような大地が海に向かっている。どの断崖も、ビスケットを割ったような断面である」

 

15世紀、エンリケ航海王子はここに世界で最初と言われる航海学校を開いたと伝えられています。彼自身もこの地に住居を構えていたようです。

 

この地をきっかけに大航海時代が幕開けしました。

この岬に立ち、ただ、「未知」の大洋に踏み出していった往時のポルトガル人航海士に想いを馳せてみたらいかがでしょうか。近隣の中心都市ラゴスからバスで1時間です。

風がとにかく気持ちよく、前面に広がる大海に打ち付ける波音に心が洗われます。

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