Muito bom ポルトガル

ポルトガル-----日本ではちょっとマイナーな遠い国。でもどこかホッとする国。ポルトガル語の勉強メモや「へぇ〜」な記録を書き連ねるブログです。

「出会う」encontrarのニュアンス~ブラジルとポルトガルの違い~

ポルトガル語の表現がブラジルとポルトガルでは微妙に異なることは良く知られています。

そこで今回はポルトガル語の勉強を始めて最初に学ぶ「encontrar(出会う)」の使い方を確認してみます。

 

ポルトガルの場合

  1. Eu encontrei o Roberto em Lisboa.
  2. A gente encontrou-se em Lisboa.
  3. Nós encontramo-nos em Lisboa.
  4. Eu encontrei-me com o Roberto em Lisboa.

ポイントは1~3の場合、ロベルトとリスボン偶然、ばったり出会ったというニュアンスがあります。

一方、4は再起代名詞とcomを使うことで、ロベルトと約束の上、リスボンで出会ったという意味が強くなります。意図が含まれているイメージです。

 

ブラジルの場合

結論から言いますと、上記1のニュアンスでも com を使うことが多いです。そもそもあまりそうした細かいことを気にしていない印象です。

2~4の場合、再帰代名詞の「se」「nos」「me」を動詞の前に持ってくることが一般的です。

  1. Eu encontrei com o Roberto em Lisboa.
  2. A gente se encontrou em Lisboa.
  3. Nós nos encontramos em Lisboa.
  4. Eu me encontrei com o Roberto em Lisboa.

 

いかがでしょうか。

全体的にブラジルのポルトガル語の方が発音もしやすく、聴きやすく、文法もシンプルです。その点、ポルトガルポルトガル語は複雑な印象をぬぐえません。

ポルトガル人に「ポルトガルポルトガル語はブラジルよりも難しいよね」と話すと、ほぼ全員が嬉しそうに「そうだろう」と言います。

おそらく、その難しさが彼らの自尊心を満たすのか、または誇りになっているのか分かりませんが、"本家本元"のポルトガル語という強いアイデンティティが根底にある気がします。

それでは。

 

補足:

ポルトガルポルトガル語を学べる参考書はほとんどありませんが、以下のカレイラ松崎順子さんの本は基本的な文法を単元別にコンパクトにまとまっていて、挫折せずに取り組みやすい入門書としておすすめです(後述:誤植やミスが散見されるというレビューを見かけました…)音声CDもついています。私も最初に買った本はこの本でした。 MP3にした音源を毎日電車で聴いたものです。ポルトガル人の発音は慣れるまでとても大変です。何度も聴いて、声に何度も出して真似することが大切と思います。

しっかり学ぶポルトガル語―文法と練習問題 (CD book―Basic language learning series)

しっかり学ぶポルトガル語―文法と練習問題 (CD book―Basic language learning series)

 
現代ポルトガル語辞典(3訂版)和ポ付

現代ポルトガル語辞典(3訂版)和ポ付